みなさんこんにちは。二世帯・多世帯住宅のトモニエです。「景観条例」って、聞いたことありますか。景観条例とは、美しい町並みを保全・形成するために地方自治体が制定している条例のことです。中でも一番、条例が厳しいとされているのが「京都」です。では、景観を守るため、どのような規制がかかっているのでしょうか。主な規制は「高さ・デザイン・広告」です。広告は屋外広告物に対して原色が多い看板などが禁じられています。建築物に対しては高さ 10m~31m(約10階の高さ)まで6段階観光名所付近など重要な場所となると 最大15m 壁 カラフルな色は使えない。町並みに合う落ち着きのある色。真っ白はダメ。木材・漆喰・石材・レンガ等はOK。屋根 瓦の色は、いぶし銀。銅板以外の金属板の場合、光沢のない濃い銀色か濃 い茶色。勾配の角度・軒やけらばの出にも規制あり。この他に、屋外で見える、駐車場・給湯器・室外機・太陽光パネルなどにも、景観を損なわない工夫や色合いを求められます。 これらは、エリアによって規制内容は変わってきますが、京都市内は、ほぼ全域が規制されていると考えていいでしょう。気に入った場所でも条例規制により、思い描いた通りの「住まい」を建てられないことや、規制に合わせることで予定外の出費がかかることもあります。家をお探しの場合、建築の専門家から説明があるにせよ、少し知っておいていただきくと夢を形にしやすくなります。