
みなさん、こんにちは。右京区の二世帯・多世帯住宅注文住宅専門店トモニエ代表の高橋です。
せっかく注文住宅を建てるなら、ご自身の住まいがどのような工程を経て完成していくのか。すごく興味が湧くと思います。ここで書いていることを覚えておいてもらうと、「あ、あの時にの話はこういうことかっ!」とワクワクすると思います。
基礎工事の前に行われる作業の一つに「地縄(じなわ)張り」というものがあります。
これは実際の敷地に、設計上の建物位置を縄や紐などを張って建物の配置を確認する作業です。
境界やお隣との距離や位置関係を確認したり、工事における思わぬ注意点が浮き彫りになったりと、とても大切な作業です。
問題点があればこの行程で把握し、解決しておかなければなりません。
地縄張りはお客様立ち合いのもと行います。地鎮祭(じちんさい)と呼ばれる神事を行う際などにこの地鎮祭の時に行うと良いかもしれません。
(地鎮祭についてはまたいずれかの機会に)
余談なのですが、この地縄張りでの確認の際に必ずと言っていいほどお客様から言われることがあります。本当にほぼ100%言われます。
それは「思っていたより家が小さい!!!!」
これです。
そうなんです。縄を張った際は立体ではありませんので視覚的にすごく狭く見えてしまいます。本当に後悔して沈んだ顔になるお施主様もいます。
私たちプロでもこの錯覚は起こります。人間の目の作りがこのような錯覚を引き起こすのですが、いずれにしても確認が大事ですね。