みなさんこんにちは。京都市右京区の二世帯・多世帯住宅専門店のトモニエです。二世帯住宅を建てる場合、登記の選択によって後々の税金が変わることを少しお話します。まず、登記は3つ、単独登記 = 1戸の居住を一人の名義で全て所有する。共有登記 = 1戸の居住を出資額の割合に応じて持ち分を分配する。単独と共有登記、いずれも玄関が別々、完全分離の場合も1戸とみなされます。区分登記 = それぞれの世帯に分かれて1戸を所有。1棟に二戸あることになる。大きな節税効果があるもので言えば、単独登記と共有登記の場合は、要件をクリアすれば相続税が優遇されること。「小規模住宅の特例」を使い、土地にかかる相続税を大きく減らすことができます。区分登記の場合は、住宅ローン控除・固定資産税・家を取得した時のみ課される不動産収得税の減額措置が二戸分、つまり2倍の減額措置を受けることができます。 このようにそれぞれ違う節税効果があるということです。もちろん節税効果以外にも、それぞれメリット・デメリットがあるのでどちらが良いというものではありません。しかし、知っておくことで暮らしの負担が変わってくるので自分に合った選択を十分に検討していただきたいと思います。