みなさん、こんにちは。右京区の二世帯・多世帯住宅の注文住宅「トモニエ」代表の高橋です。注文住宅の住まいづくりに際して、 知っておいて欲しいことがあります。以前から少しずつ紹介しているのですが、今回は「基礎」について紹介いたします。まずは、基礎の種類からご紹介致します。今現在、戸建てにお住まいのお客様、1階の点検口や、外に出て基礎の換気口の中から下を覗き込んで見てください。 ① コンクリートではない部分(土や砂利)が見えた方? ② コンクリートが見えた方?① の方はおそらく布(ぬの)基礎と呼ばれる基礎です。② の方はベタ基礎と呼ばれる可能性が高いです。 簡単に言えば、布基礎は、柱や壁の下にあり、支える事が必要な箇所にある部分的な基礎のことです。間取りの壁の形に沿って、その下にある、と思って下さい。防湿コンクリートと呼ばれる土間のコンクリートを打設してある場合は上記のような土は見えていないので、お客様が目視で判断するのは難しいかもしれません。ベタ基礎は床下全面をコンクリートでおおっている基礎です。トモニエではこのベタ基礎を標準として基礎設計を行ってまいります。布基礎が弱く、ベタ基礎が強い、という訳ではありません。ベタ基礎の方が重たいので以前ブログで紹介した地盤の強さと密接に関わってきます。偏った情報に惑わされないよう、できるだけ勉強するのも住まいづくりには大切なことですね。