みなさん、こんにちは。京都市右京区の二世帯住宅専門店「トモニエ」代表の高橋です。順を追って話をしている地盤のこと。今回は地盤補強・改良の続きです。 以前ブログで書きました◉将来的に土地評価が下がってしまう問題◉環境汚染の問題について知っておいてほしいコトをお伝えします。◉将来的に土地評価が下がってしまう問題2003年1月1日より適用された土地評価に関する方針に関する方針をご存じでしょうか?土地の鑑定時に「土壌汚染」や「埋設物」の有無をチェックし、もし発見されれば、土墳汚染の浄化費用や埋設物の撤去費用を差し引いて算定されるというものです。今では大型物件を中心に適用が開始されています。将来今の家を売却されることがあれば、地盤改良で柱状改良を工事していた場合、地中障害物として資産の価値が減ってしまうということも考えられます。◉環境汚染の問題セメントを使った地盤改良だと、人の健康や自然環境に悪影響を及ぼす非常に危険な発ガン性物質「六価クロム」が発生する可能性があります。2003年2月15日に土壌汚染対策法が施行されました。この法律によると、もし汚染物質「六価クロム」が発生してしまったら、土地の所有者である皆様は、その汚染物質の浄化義務を負うことになります。 次回は、『六価クロム』について少し知ってもらいたいと思います。