みなさんこんにちは。二世帯・多世帯住宅専門店の「トモニエ」です。木造住宅の寿命は25~100年超まであると言われています。では、この大きな差はどこから生じてくるのでしょうか。 要因として、まずは木材の品質です。高品質な木材で、なおかつ防腐処理などされていると寿命が延びます。しかし材料がいくら高品質でも設計と施工方法が適切なものでなければなりません。建材の選択・基礎の品質・残熱材の使用・結合部分の強度なども重要となってきます。もちろん使用頻度や用途も関係してきます。その他、地域によって湿度や降水量が多いなど木材が腐りやすい気候条件であれば影響が出やすいと考えられます。最後に重要なのがケアとメンテナンス。木造住宅はケアとメンテナンスが行われる限り、数十年から今では100年超とまでいわれています。どれだけ高性能な木造住宅であっても適切な対策がされないと寿命が短くなってしまうということです。寿命を延ばすことは、その建物の価値を下げにくくすることにも繋がり、将来の資産価値に大きく関わってきます。 私たち建築の専門家は、いかに住む人の負担を減らし、将来まで資産価値を残していける住まいづくりをしていかなければなりません。