みなさん、こんにちは。京都市右京区の二世帯住宅専門店「トモニエ」です。本日は、「20年後の家」についておはなしします。長く暮らす家だから、”将来を見据えた間取り”をと考えたくなりますね。しかしそれは難しく、将来の変化にとらわれ過ぎると、中途半端な使いにくい間取りになってしまいます。 では、どうするか?間取りや設備が生活スタイルに合わなくなった時に、見直せばよいのです。その為には、”その時に変えられるつくり” になっているかが大事です。具体的に、地震などに抵抗する耐力壁はなるべく外周に配置します。将来、内部の間仕切り壁をとっても問題が出にくいようにしておきます。浴室や洗面所などの水まわりを、主屋に組み込まないで下屋に集中して配置するというアイデアもあります。水まわりには、配管や防水などの問題があり、位置の変更は大掛かりな工事になります。主屋部分に水まわりがなければ間取りの変更に制約が少なくなります。小さな子どもがいる家庭では、10年~15年くらいのライフスタイルの変化はある程度読めます。子どもの生活のすべてが親とともにある時期から、思春期で一人で過ごす場も必要とする時期、そして独り立ちに向けての準備の時期へと移ります。