みなさん、こんにちは。京都市右京区の二世帯住宅専門店「トモニエ」代表の高橋です。今日は、前回の【地盤調査と資金計画】の続きです。 前回、地盤補強・改良工事での資金計画について少し触れました。 地盤改良の資金計画の話をさらにしておくと、土地が更地の状態で、なおかつ家の計画が図面上完成されていないと計画の配置で調査ができないわけなんです。 ということは、間取り打ち合わせや見積もりの段階での資金計画では地盤改良にあたる金額は不明です。予算枠として計上しておく必要があります。さあ!今すぐに確認してください。 今、急いで資金計画書を見直した方、どうですか?資金計画に含まれていなかったという方。地盤の状況によっては、かなりの金額が必要となります。早急に確認することをオススメします。これから進めていくという方はしっかりと知識として身につけておいて今後の住まいづくりの計画に活かしてください。 では、いよいよ本題『地盤調査って何?』です。地盤調査とは、建物などを建てる前に、その地盤がどの程度の建物の重さに耐え、沈下に抵抗する力(地耐力という)をもっているかを調べることです。土地が軟弱な地盤で、建物の重さに耐えられないと建物は沈下します。地盤調査を行うと建物が沈下するかしないかが判断でき、沈下の恐れがあれば適切な対策(地盤改良)を行います。