京都の住宅地は密集していて、風が滞っています。
特に家の北側は境界ぎりぎりに建ってることが多いです。そこに少しでもスペースを作ることができればとても良いでしょう。
間取りで気を付けることは、南北に窓をつけること。南北の窓の大きさも大切です。
入口大きく出口小さくやその逆も十分な風通しは期待できません。できることであれば、同じサイズの窓をつけることをお勧めします。窓の位置は、直線的な位置関係がよりよいでしょう。
吹き抜けを利用して上下の風の道をつくるのも良いですね。風のない日や、窓を開けられない季節でも家の中がよどむことは避け、緩やかでも空気が動くようにしましょう。
家の中で新鮮に流れる風を感じられるということは、
省エネにもつながり、健康的な四季を感じる家にもなります。