みなさん、こんにちは。右京区の二世帯・多世帯住宅の注文住宅専門店「トモニエ」代表の高橋です。

戸建における基礎で知っておいて欲しいポイントを紹介します。

それは「構造計算」です。
構造計算という言葉を聞いたことがあると思います。
 【建築基準法20条】
「建築物は、自重、積載荷重、積雪荷重、風圧、土圧及び水圧並びに地震その他の震動及び衝撃に対して安全な構造のものとして、次の各号に掲げる建築物の区分に応じ、それぞれ当該各号に定める基準に適合するものでなければならない。」
構造の計算について書かれています。

馴染みのない方にはとても難しい文章だと思います。簡単にいうと
建築物は構造計算をしなければならないので「建築の区分に応じ」適合させなさい、と解釈して下さい。
ということは、その区分に当てはまらない建物は「構造計算しなくても」言及されないということなんですね。
みなさまの一般的なお住まいはこの区分の外にあることがほとんどなんです。構造計算がされていない可能性が高いわけです。
そして「構造計算」という言葉が独り歩きしています。
法律で定める構造計算ではないのに、構造を検討していることを「構造計算している」と思い込んでいるプロがいることです。怖いことですね。